尾身会長は「人流」抑制不要発言の説明を!

尾身会長は「人流」抑制不要発言の説明を!

 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が、今年1月「オミクロン株」対応について「人流抑制より人数制限」と発言した。さらに、「ステイホームは必要ない。渋谷駅前の交差点がいくら混んでいてもほとんど感染しない」とまで発言した。

 しかし、この「人流」抑制のないお盆休み、都市部から地方への「人流」の結果、地方の感染が急拡大。そして地方から東京に人が戻ると、都市部の感染拡大。「人流」と感染との相関関係がたかいことが示されたのではないか。

 尾身会長は、その会長としての立場、そして研究者として、誠意を持ってこの1月の発言について、国民に説明すべきである。(政府が、一定の感染拡大のリスクをおってでも、社会経済活動を維持する、というのは政策判断の一つとして理解できる。しかし、尾身会長の感染症の専門家としての判断は、およそ理解できるものではない。)

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